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進歩する胃がんの抗がん剤治療

以前まで胃がん治療で抗がん剤は効きにくいことで知られていました。

しかし、最近は新薬の登場や他のがんの治療で使われていた薬が、胃がんに効果があるという報告されるなど、徐々にですが抗がん剤での治療成績が上がってきています。

また、従来の抗がん剤とは違う新薬も登場しており、将来的により効果の高い薬が登場するのではないかと期待されます。
 

胃がんに対する抗がん剤治療とは?

胃がんに対する抗がん剤治療目的は2種類あります。次にその2つをご紹介します。

■再発予防
胃がん,抗がん剤早期の胃がんが対象となり、胃の切除手術後などに再発予防の目的で行なわれるのが抗がん剤を使用する化学療法となります。

早期の胃がんでも近くのリンパ節に転移を起こしていた場合、手術でがんを取り除いても微量のがん細胞が残ることがあります。

微量のがん細胞は、数年後に胃とは違う臓器でがん細胞がまた増えてしまい再発の原因となるため、手術後は抗がん剤を投与して経過を見ます。

■手術不適用のがんに対する治療
既に多数の臓器に転移をしていると手術でがんを取り除くことは難しくなります。その場合、がんの進行を抑えたり、延命(生存期間の延長)を目的とした化学療法を行ないます。
 
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胃がんに対する抗がん剤の治療内容

胃がんにおいての抗がん剤治療では、その目的により使用する薬が異なります。それぞれ、どのような薬をどれくらいの期間使うのかご紹介します。

■再発予防の目的
再発予防ではTS-1と呼ばれる薬を服用します。6週間が1サイクルとなるように治療計画が立てられ、4週間連続で薬を投与後、2週間休むという内容です。期間は手術後1年間となります。

TS-1が効かない場合は、再発用の治療サイクルを他の薬を用いて続けます。

■手術不適用・再発
全身に遠隔転移した胃がんの治療では、複数の薬の種類を組み合わせて治療します。がんの特性や治療の効果を見ながら治療を行いますが、代表的な薬が4種類あり、それを組み合わせて投与します。

 

胃がんで使用される抗がん剤の種類

■TS-1
効果の高い抗腫瘍薬で、がんの代謝を阻害する薬です。従来の薬より、消化機能に対する副作用は減ったものの、骨髄抑制が多く見られます。

■シスプラチン
胃がん,抗がん剤,種類強い薬である反面、強い副作用があります。シスプラチンはプラチナ製剤と呼ばれる薬で、がん細胞が増えることを止め、さらに腫瘍を縮小させる効果もあります。気になる副作用は、消化機能阻害、腎機能阻害、骨髄抑制と多方面にわたります。

■ドセタキセル
がん細胞の増殖を抑え、腫瘍を縮小させます。副作用に至っても消化機能不全や脱毛の他、浮腫みが現れます。

■イリノテカン
がん細胞のDNAの修復を阻害して、がんを抑制する薬です。特徴的な副作用が下痢で、あまり人い場合は致命的になることもあり、使用には注意が必要です。

■パクリタキセル
がん細胞の増殖を抑え、腫瘍を縮小させます。副作用として現れる発熱や骨髄抑制のため、治療中は感染症への注意が必要になります。
 

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