胃がんの症状がよくわかる

胃がんのステージ(病期)

胃がんのステージとは、一般的に進行度を示すものでがんの浸潤している深さとリンパ節への転移の有無でステージが決まります。

胃の粘膜の構造は一番内側の粘膜から順に、

1:粘膜
2:粘膜筋板
3:粘膜下層
4:固有筋層
5:漿膜(しょうまく)下層
6:漿膜

となっています。

3番目の粘膜下層以内にがんが留まっていると早期がん(ステージ1期)と分類されますが、それ以上に浸潤すると進行がんとなります。

粘膜下層の固有筋層には、血管やリンパが通っているため転移の確立が上がります。

進行がんでも胃の周辺のリンパ節に転移しているとステージ2期、胃とつながる血管を通して転移したと思われるリンパ節転移や、がんが胃の外側にまで達しているとステージ3期、胃から遠く離れた臓器にまで転移しているとステージ4期と診断されます。
 

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胃がんのステージごとの生存率

胃がんのステージごとの5年生存率は、

ステージ1期:約95%
ステージ2期:約70%
ステージ3期:約45%
ステージ4期:約7%

となっています。

数字を見るとステージ3期に入ると急に予後が悪くなります。しかし、ステージ1期での5年生存率は90%以上と早期に治療を受ければ完治の可能性が非常に高いことも注目すべきです。

一方、どのがんでも同じですがステージ4期での生存率は低く、抗がん剤を用いても延命効果があるほどの治療効果が得られるかは不明な状態です。

胃がん,ステージステージ4期と診断されると余命宣告を受けることが多くなりますが、大半は半年から1年と宣告されることが多いようです。

この余命は過去のデータから算出された平均的な数字であって、宣告された余命より長く生きる患者さんもいれば、余命よりも早く亡くなる患者さんもいらっしゃるのが現状です。

最近では分子標的薬などの新しい抗がん剤も開発されていますが、治療には副作用が伴うことが多く、がんが進行している場合には治療により体力を奪われてしまうこともあります。

そこで抗がん剤での積極的な治療ではなく、残された時間を有意義に過ごすという選択肢もあります。残された時間をどのように過ごすか、主治医や家族と相談して決めることになります。
 

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