胃がんの症状がよくわかる

スキルス胃がん

スキルス胃がんのスキルスとは硬いという意味です。がんと聞いて一般的に想像されるのは、がん細胞の塊のような腫瘍を思う方がほとんどかと思います。

スキルス胃がんしかし、スキルス胃がんは腫瘍のように塊にはならず、胃の粘膜の下で染みわたるように広がっていきます。

未分化型のがんであるため、進行や他の組織への転移が起きやすく悪性度の高いがんとして知られています。

スキルス胃がんは胃粘膜の下で広がるため、内視鏡を用いた診断では見逃してしまうことも少なくありません。

また、スキルス胃がんは胃がん全体の約1割と言われ、比較的若い女性(20~30代)の発症の多くなります。
 

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スキルス胃がんの原因

胃がんの原因として有名なピロリ菌ですがスキルス胃がんとの関連は薄いと考えられています。

主な原因として、慢性胃炎や喫煙、飲酒、ストレスや不摂生な生活習慣等が深く関連していると言われています。

また、スキルス胃がんは家系での遺伝性が関係していると考えられており、親近者にスキルス胃がんの患者さんがいる方は定期検診を受けるなど注意が必要です。
 

スキルス胃がんの症状

スキルス胃がんでは胃のどこかに腫瘍が発生するわけではないため、初期症状はあまり見られないことが多くなります。

しかし、がんが進行すると胃が硬く縮み上がったような状態となるため、食事量が減る、胃からの出血で血便が出る、みぞおちあたりに硬く触れられるようになるなどの症状が現れます。
 

スキルス胃がんの検査

スキルス胃がんは胃粘膜の下に潜んでいるため、内視鏡検査では診断することが難しい場合がありますが、必要に応じて胃壁の一部を採取することで発見が可能なケースがあります。

もう一つ、胃X線バリウム検査では、胃が硬化している状態であることの判別が可能であることから有効だとされています。
 

スキルス胃がんの治療

スキルス胃がんの治療の基本は手術での病巣摘出となりますが、スキルス胃がんは発見された時には進行していることが多く、手術が適用できないことも少なくありません。

手術が適応されるとしても転移の可能性などを考えて、抗がん剤での化学療法を合わせて行うのが一般的です。

近年、分子標的薬などの開発も進んでおり、昔と比べてスキルス胃がんの治療方法の選択肢が増えてきています。
 

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